Sunday, 12 December 2010

愛しのサンフランシスコ2

たっぷりの朝食を楽しんだ後は、
昨夜から予約していたホテルの無料シャトルバスで
Union Squareへ。


クリスマスのデコレーションと
ヨーロッパのような町並みですっかり興奮気味。


1 ショッピング

この日はショッピングに重点を置いて
円高の恩恵を受けることにしていましたが、
結局あまり良い品物を見つけることができませんでした。

馴染みのアメリカンブランドは
日本の店の方がセンスが良いし、
デパートでは至る所に埃がかぶっていて
薄汚れた普段着を着た人々が物色している。

品物が魅力的に感じないのはディスプレイのせいか、
品物そのもののせいか?

贔屓のブランドがあれば
安くていいかもしれないけれど、
変わっていて良いものを見つけるのは難しい!


この日はクリスマスの2週間前の土曜日。
ユニオンスクエアは買い物する家族連れで溢れています。

高級デパートや高級ブランドと言われる場所でも、
ほとんどの人がカジュアルな服と
運動靴を身に着けています。

そういうわけで、念のために持ってきたハイヒールは
旅行中スーツケースから出されぬまま、
日の目を見ることはありませんでした。

デパートのバッグ売り場では、
高価なバッグが無惨にもしわくちゃに積まれ、
まるで数百ドルには見えません。

飾らないところはいいけれど、こだわらなすぎ?

 
中年男性はたいてい腰を重そうにして
家族に付いて回っていますが、
女性下着専門店ではハキハキと
自主的に買い物をしているのが面白い。

ディスプレイ分では満足しないのか、
引き出しまで勝手に開けてパンティーを開いて見るしまつ。
奥さんに贈るのだろうか?


それにしても一体どれだけのお金を
クリスマスに費やしているのだろう。

手に手にぶらさげている大きな紙袋の中身は、
本当に使われるのだろうか?

大量生産に大量破壊。
世界の一部の人が日々気をつけている効率、節約が、
ここでは台無し。



2 現代美術館

4時頃、3rd Stのスターバックスで休憩した後は
SFMOMAへ。

3、4階まであり見応えたっぷり。
閉館まで1時間半しか時間がありませんでしたが
十分楽しめました。


人気があるらしく観客が多い。

写真撮影も注意されないので、
カメラ片手に鑑賞している人も。

 
特に面白かった写真作品には、
アメリカの美意識や文化が凝縮している気がしました。

一見無駄な枠取りのようであっても、
不思議とそこに遊びを感じたり、
思想を感じることができます。

全てのことに意味があり
計算されている芸術では感じられない、
漠然とした何かが鑑賞者を惹き付けるのかもしれません。

一枚の絵というよりも、
その一瞬から何かが続いていくような、
どこか中途半端なところに美を見ることができました。

夫が靴を試着する際に上着を壊してしまったので、
H&Mで安い上着を買うことにしました。

H&Mの男性エリアは
戦争か何かの後のように凄まじく荒れており、
店員まで散乱している服を足蹴にしながら
疲れきった表情で整頓していました。

服をもとの場所へ戻さないで
投げ捨てる人がいるらしい。

ちょっと信じられませんが、
フードコートで食べ残しを床に放る人々を見ると、
その可能性は大いにあります。


3 スケート

夜になり、スケート場は満員。
イルミネーションを点けた建物に囲まれ、
巨大クリスマスツリーの下のスケートは
とても奇麗でロマンチック。

次のグループは10時からということで、
美味しいホットドッグを食べ、
並んでチケットだけ買って時間までブラブラします。


スケート場へは張り切って2番乗りで入り、
興奮した子どもたちとリンクへ出ました。

久しぶりで初めは慣れなかったけど、
徐々に自信を取り戻します。

サンフランシスコは東京より暖かいので、
数人以外は素人ばかりでどしんと尻餅をつく人続出。
 それでも子どもたちは上達が早い。

パトロールのおじさんは、
純真無垢な子どもたちと大好きなスケートができて
お金をもらえるのは夢みたいだと、
終始笑顔で話していました。


昼間に見た建物はドレスアップの装いで
全く違った色を見せていました。


ぐるぐると回るスケートリンクの中から、
メーシーズの数えきれないリースのデコレーションや、
ライトアップされたビートルズの広告、
高く真っ直ぐなクリスマスツリーが
何度も何度も順番に目に入ってきましたが、
ちっとも飽きることはありません。


私たちは今、
真夜中のサンフランシスコのツリーの下、
銀色に輝くスケートリンクで悠々とスケートをしている…

こんなことが20代の自分たちに起こるなんて、
罰当たりのような気もしました。


キラキラとした町を眺めながら
夢みたいな1時間半はあっという間に過ぎて行きました。


つづく