Saturday 8 October 2011

競輪-KEIRIN


初めて競輪場へ行きました!

夫が自転車に興味があるので
機会があれば観戦させてあげたいと思っていたところ、
川崎競輪場でレースがあることを知り、
初めて行ってみることにしました。

競輪のウェブサイトはとてもかわいいので、
女性や子どもがたくさんいて
楽しい雰囲気なんだろうなと期待します。
ウェブサイトで基本中の基本はあらかじめ勉強しておきました。


この日はナイターで、
午後2時半から8、9時頃までのようです。

川崎駅のバスターミナルから競輪場までの
無料バスが出ているので便利。

バスが来たので一番乗りで席に座ると、
後から来る人たちが入り口付近に置かれた
机の上の配布物に集まっているのが見えます。

何かな?と一度バスを降りて行ってみると、
レース表と賭けのチケットと鉛筆でした。
とりあえず一つずつもらって、バスに乗り、
周りの人たちに習って早速レース表を読むことにしました。

この日レースに出る選手のデータがぎっしり!
これを読み込んで賭けに挑むとは、深いです。
早くも挫折しそうになる私の横で、
夫は真面目にレース表を読み込んでます。


バスが出発し、5分も経たないうちに到着。
競輪場の周りには中年、高齢男性しかいません。
少し嫌な予感。

100円の入場料で中に入ると、案の定警備員と男性観戦客ばかり。
皆かなりカジュアルな格好でピリピリした雰囲気。
外国人の夫と女の私は目立ちます。

ウェブサイトや広告の、あのウェルカムな競輪は…?

アウェイな雰囲気の中、どうしたらいいのか分からず
入り口付近をオロオロしていると、初心者窓口を発見。
中の男性に聞いてみると、賭け方を丁寧に教えてくれました。

他のスタッフもとても親切にしてくれます。
きっと賭け事の汚いイメージを払拭して、
幅広い層のファンを獲得したいという思いがあるのでしょう。
多国語仕様の可愛らしいウェブサイトからも
その情熱が伝わってきます。


とりあえず初めは賭けず、
競技場のすぐそばで1レースを観戦してみました。
すごい迫力!信じられない早さ!
速度が70キロに達することもあるのだとか。
手作りの自転車はとてもエレガントでスムーズです。

選手がこちらに回ってくると、
観戦者が「ばかやろー!」などと汚い言葉を浴びせます。
ちょっとびっくりしてしまったのですが、これは
一種の激励の言葉なのでしょうか?


次のレースまで手持ち無沙汰になったので、
一人1000円の特別席を買いました。
特別席を買うと一部500円の競輪新聞がもらえます。
新聞にはプロの予想が載っているので助かります。

特別席がある6階へ行くと、そこは別世界。
写真はペアシート。他にもカウンター席などがあります。
外の雰囲気とは一転、きれいで静か。
30代〜70代くらいの常連さんらしい夫婦も多い。
席にはそれぞれスクリーンと賭けのチケットが置いてあり、
自動販売機のドリンクが無料。快適です。
席に着くと12レースのうち、7レース目くらいでした。
やっと落ち着いて賭ける余裕ができたので、
1予想100円で1レース2、3予想ずつ賭けました。

戦略や経験やコンディションも重要なので、

順位を当てるのは至難の業ですが、
そこが競輪の面白さなんでしょうね。



高みの見物は気持ちが良い。
自分だけのスクリーンで選手の様子やオッズを
ゆっくりと確認することができるし、
コース全体を見渡せるので、
選手たちのちょっとした戦略も上からすべて見ることができます。

静かな室内でも、ゴールまでの1周はわあっとざわめきます。


時間はあっという間に過ぎ、
全部で1000円ほどしか賭けませんでしたが、
とても楽しかったです。
最後の最後には360円ほど勝ちました。


お金を賭けることには興味はないけれど、
映画のようにエンターテイメント感覚でたまに来てもいいかなと
思えるくらい、楽しい競輪でした。

ナイターでなければ、おそらく
家族連れやカップルも多いのだと思います。