Saturday 17 September 2011

夏の終わりの三浦海岸


9月のある週末、
田舎から来た母と一緒に三浦海岸へ行きました。
夏の終わりですが、この日は残暑が厳しくて日差しも強い!

三浦海岸は三浦半島の先の方にあるので、
地図上では横浜駅から近く見えても
電車で1時間くらいでしょうか。意外と遠い。

この夏はずっと休みがなかったので、
リフレッシュしたくてジムやプールが整っている
リゾートホテルを予約していました。
といっても広い部屋で家族みんなで泊まることができる
コンドミニアムのような結構カジュアルなホテル。


ホテルに到着すると、良い色に肌が焼けた子どもたちが
水泳バッグを持ってはしゃいでいます。
夏休みも終わりに近づいて、
最後の一代イベントといったところでしょうか。

チェックインを済ませ、部屋に入ると
ベランダの窓一杯に広がる海が目に飛び込んできました。

なんと癒されることでしょう!
靴も荷物も投げ出して、ベランダに出ると
暖かい潮風に包まれます。


浜辺で遊ぶウィンドサーファーたち、
浅瀬のヨットや沖の方に浮かぶ船。
忙しい日常から離れて、
やっと気持ちが落ち着いていく実感があります。


部屋でお茶を飲んでくつろいだ後、
プールへ行きました。

プールは思っていたより人が少なく、
1レーン中に一人か二人しかいません。

はっきり言って泳ぎは得意ではありません。
ジムに行ってもランニングをすることが多いので
水泳からどんどん遠ざかっていたのですが、
改めて泳いでみると気持ちがいいものです。

泳いでから隣接のスパ温泉へ。
プールと温泉を掛け合わせたような所。
体も温まります。


運動をして気分がさっぱりしたところで、
夕食までの間、ビーチまで歩くことにしました。

ここから近い湘南の海は関東圏の人たちが集まる場所なので
混雑して足の踏み場もないほどですが、
三浦海岸の海は普通の海のように静かです。
地元色が強く、所々に小さくておしゃれなカフェや
サーフショップやレストランもあります。



夕方の海は穏やか。

波、風、波、風、波、風………


若者のグループが慣れた様子でバーベキューの用意をしています。

夕食はホテルでビュッフェ。
子どもが多いので、ビュッフェは楽しそう。
料理の質は期待していたものよりもずっと良い。
刺身も新鮮だし、他の食材も地元産。
きちんとしたコース料理になります。

水泳が効いているのか、部屋に戻ると皆疲れていて
温泉に行く気力がありません。
温泉は次の日の朝行くことにして就寝。


翌日。
目を覚ますと、日の出が目の前に!

太陽が地平線から顔を出す直前と直後が
一番空が輝く瞬間です。

神々しくて、美しくて、身体の芯から感動します。
この宝物のような瞬間が、毎日毎日私たちの気づかないうちに
訪れているんですね。


さて、朝温泉はとっても贅沢な気分がするものです。
一日の初めから肩の力が抜け、心に余裕ができるというか。
休日の特権ですね。

朝食を済ませ、荷物をまとめて
鎌倉へ向かいます! (「夏の終わりの鎌倉」へつづく)