Sunday 10 July 2011

冬のオーストラリア6

1 シドニーへ

今日は夫の両親とシドニーのホテルに泊まり、
明日の朝そのまま日本へ出発するので、
ここ地元ともお別れです。

朝食の後、義祖母の家に顔を出し、
お別れを言いました。


4人で車に乗ってシドニーのホテルに行く途中、
義父方の祖母にもごあいさつに伺います。
こちらの義祖母も今年90歳になります。
長寿の方がたくさんで、なによりです!

2 Chinese Garden

ホテルに荷物を置き、近くにある
中国庭園まで歩きました。

この辺りは中華街となっているので、
周りの道路や広場の雰囲気はまるでアジア。
道路の真ん中に車を止める人も!


庭園は都心にあるとは思えないほど広く、
池を囲んで伝統的な彫刻を施された門や壁が
人々の目を引きます。

どんな庭園もそうですが、
人が手を加えた自然の美というのもいいものです。
心和みます。

中国菓子と中国茶で一休み。
 この庭園はシドニーの有名観光地の一つ。
多くの観光客が園内を散策しています。


3 夕食

庭園から戻り、ホテルで一休みしてから
夜のチャイナタウンへ繰り出しました。

夕時のチャイナタウンは特に活気があります。
他の地区では見られないであろう、熱心な呼び込みや
メニュー配りが各店の前で行われています。
商売熱心。アジアそのもの。

この辺りは見渡す限りアジア系の人ばかり。
中華料理、韓国料理、日本の赤提灯もあり、
どこも賑わっています。

昔は街の一角だったチャイナタウンもどんどん広がり、
今ではシドニー中心部の多くを占める勢いだそう。
不動産やビジネスはどんどん中国系により所有され、
もはや破竹の勢いでネットワークが広がっています。


義父がウイグル料理レストランへ連れて行ってくれました。
ウイグルは西中国に位置しロシアや東ヨーロッパに近いので、
店内の伝統的な油絵にはヨーロッパ系の人が多く描かれています。
デコレーションも面白い。

料理も私たちが思い描く中華とは少し違います。
野菜炒めや炒飯などは中華風ですが、
シシカバブのような羊肉や鶏肉の串焼きもあり。
とにかく変わっていてとても美味しかったです!
初めてのウイグル料理、いい経験でした。


食後、近くのショッピングモールを物色していたら
日本風のロリータファッション?店を見つけました。
店員さんも日本人のようです。

韓国あたりから取り寄せた服だろうか、と
タグを見てみると、なんとも高価な値段にびっくり!
競争率が低いですからね…。


いよいよ明日、帰路につきます。

元々は2週間ほどオーストラリアに滞在し
1週間はメルボルンを旅するつもりだったのですが、
フライトを予約したのは震災後の『自粛モード』の時。
ぱあっと旅行をする気にもなれず、
義祖母の誕生日のための帰省のみにしたのでした。


それにしても久しぶりのオーストラリアは良かった!

青い空、澄んだ空気、ゆるやかな時間、
奇麗な自然と町、リラックスした人々。
それになにより多文化主義。

本当に癒され、住人が羨ましいと激しく思ってしまう。
アジアのお金持ちがこぞって移住してくるのも納得。

リラックスしすぎて他の世界から
かけ離れすぎている面もあるので、
私たちは将来リタイアしたら住みたいかな…。


でもまだまだ旅したい所はたくさんあります。
西オーストラリア、ウルル、メルボルン、
そしてタスマニアも。
一生かかっても旅しきれません。

また来ます!